ヘッドランプ:明るさの段はどこにあるか
明るさを求めるほど重くなる。それは正しいのですが、比例ではありません。 小さな電池で出せる明るさには上限があって、そこを超えるとLEDではなく電池のほうが 大きくなり、重さが一気に増える。収録データで、その段がどこにあるかを見ました。
| 最大光束 | 用途の目安 | 件数 | 中央値 | 収録最軽量 |
|---|---|---|---|---|
| 〜200lm | テント内・足元。予備灯 | 4 | 33.5g | 11.1g |
| 200〜400lm | 夜明け前の一般登山道 | 25 | 75g | 38g |
| 400〜700lm | 夜間の行動・不明瞭な道 | 29 | 78g | 28g |
| 700lm以上 | トレイルランニング・捜索 | 52 | 125g | 46g |
夜明け前に歩き出して、日没までに幕営する。この使い方なら400lmまでで足ります。 重さの段の手前です。700lm以上が要るのは、夜通し歩くトレイルランニングや、 暗い中で道を探す場面。そこで初めて電池が大きくなります。
| 電源 | どういうもの | 件数 | 重量の中央値 | 明るさの中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 内蔵充電池 | USBで充電。電池交換はできない | 42 | 78g | 425lm |
| リチウム単セル | 18650などの円筒電池を1本。予備と交換できる | 29 | 125g | 1600lm |
| 乾電池 | 単4×3・単3×1。どこでも買える | 29 | 79g | 450lm |
モバイルバッテリー:容量あたりで軽いのはどのクラスか
モバイルバッテリーは容量にほぼ比例して重くなります。ほぼ、です。 外装と基板は容量に関係なく要るので、小さいものほど容量あたりでは不利になる。 1,000mAhあたりの重さで見ると、それが数字に出ます。
| 公称容量 | 用途の目安 | 件数 | 中央値 | 1,000mAhあたり | 収録最軽量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 〜6,000mAh | スマホ1回分。日帰り〜1泊 | 12 | 109g | 22g | 20g |
| 6,000〜12,000mAh | 2〜3泊。最も一般的 | 43 | 215.9g | 22g | 88g |
| 12,000〜22,000mAh | 長期・複数機器 | 13 | 327g | 16g | 291g |
だからといって大きいものを選ぶと、使わない容量を毎日背負うことになります。 必要量は「1日の消費×日数」で概算できます。スマホを地図に使う程度なら1日3,000mAh前後が相場で、 2泊までなら6,000〜10,000mAhで足りる。このクラスの中央値は216gです。Wh(ワット時)を公表している43件では1Whあたり5.4g。航空機の持ち込み上限100Whを超えるものは、収録の範囲にはありません。
データから拾った製品例
ヘッドランプは「段の手前」の200〜700lm、モバイルバッテリーは最も使う人が多い6,000〜12,000mAhから、 最軽量と中央値付近を集計で拾いました。最軽量のヘッドランプは電池別売の本体重量である可能性があるので、 製品ページの重量定義を確かめてください。
明るさと容量で絞って探す
ヘッドランプ一覧は最大光束と電源方式で、モバイルバッテリー一覧は容量で絞り込めます。電気まわりは合計しても数百gで、削減余地はBig3に遠く及びません。 順番は何から軽くするかを参照してください。
